FX、BOはメンタルよりも深い○○だと実感した話し

FXやBOの世界って、何もしなければ、確率50%なのに負け率の方が高くなる現象ってなぜなのとか、
不思議なぐらい負けを引き続けるとか、
チャートの向こうに、誰かいて操作してるんじゃねぇとか、
本気で思うことがあります。
これって、どうもマジで自分が引き寄せているようだと、薄々感じました。
そして、核心に変わったことがあります。
そんな話しを今回はします。
FXはメンタルが重要、そのメンタルを支配している正体とは

勝てないことへ苛立ち、勝つために勉強し、ルールも作っているのになぜ利益が増えないんだろう。
しかも自動売買(EA)すら負けている。
同じシステムを使っている仲間は順調に利益を伸ばしているのに・・・・
これは全て私の実体験です。
これって自分自身が、引き寄せているとしか思えなくなりました。
色々調べて、勉強した結果ある結論に達しました。
それはメンタルというよりも、潜在意識がなせることだということです。
潜在意識の領域は、実に健在意識の55万倍あると言われてます。
健在意識は、1秒間に15〜20bitぐらいの処理能力があるそうです。
潜在意識は1,100万bitの処理を1秒間に行なっているとのことです。
この潜在意識の領域が、何かしら影響を与えているというのは当然のことですね。
では次に、これがどのように働くのか考察してみたいと思います。
心で願い、決意してもそうならない真実

FXに限らず、
「こうしよう!」
と決めても、そうできないことってたくさんありますね。
例えば、
・ダイエット
・英語学習
・筋トレ
・スキルアップのための勉強
など心で思っても、できないものです。
ダイエットや、英語学習などは本屋に行けば一つのコーナーがあるぐらい、たくさんの書籍が販売されてます。
やり方やノウハウは、本当にたくさんあります。
でもなかなか成功するのは、難しいものです。
これって何なんだろう・・・・
そう思った時に、潜在意識なんだということに気付きました。
潜在意識は心ではなく、行動そのものを決定付けているということです。
ダイエット中の人が、判ってはいるけど、甘いものを食べる行動を抑えられないとか、
英語の単語を覚えようと思っても、単語帳すら開けなかったりとか、
筋トレしようとしても、腕立て伏せの一回もやらないなど、行動そのものを決定付けてます。
FXも然り、勝つためにやっているのに、実際には負ける行動をとってしまう。
これはメンタルというよりも、潜在意識がなせる技だということを核心しました。
ではこの潜在意識と向き合う上で、何が大切なのか話していきますね。
習慣化こそ、潜在意識を味方に付ける方法

私は以前15キロのダイエットに成功しました。
この時のことを、思い出しました。
私は生活習慣病診断され、医師より
「生活習慣でそうなったんだから、生活習慣で元に戻すといいよ」
と言われました。
その時に、自分がなぜ太って、血液もドロドロになったのか理解してませんでした。
1日にどのぐらい歩いているのか、主に何が好きで、どういう食生活なのかが判っていなかったわけです。
一つ一つ見ていくと、これじゃ生活習慣病になるよな!ということを連発してやってことに気付きました。
それからこれならできるなぁ、ということを少しずつ実践していったわけです。
ここでは、趣旨が違うので具体的に何をやったのか割愛しますが、ここに重要なヒントがあります。
例えば、歯磨きをする時、毎回同じ歯から磨いているのに気付いてますか?
ズボンを履く時、必ず同じ脚から履いてます。
お風呂で体を洗う時も、必ず同じところから洗ってます。
これこそが無意識でやっているものなんです。
生活の中で、私たちはこの連続で生きてます。
色々な場面で、出来事は違えど、必ず同じ衝動、同じ思考、同じ行動を無意識にとってます。
好きなものを食べた時、これは私が好きなものだから、好きだと思おうとしてませんね。
これらは、顕在意識で思うことではなく、潜在意識がコントロールしている世界だからです。
この思考や行動がどうなのか、やろうとしていることに最適なのかどうか、顕在意識の反応に気付く必要があります。
気付いたら、ここからが重要です。
潜在意識が一番嫌うものが、「変化」なんです。
今の状態で、困ることなく生きてるんだから、この状態でいいよね、だから現状維持しようね。
というのが、潜在意識の言い分なんです。
これがあるから、私たちはある意味、平穏に生活できるとも言えます。
しかし痩せようとか、英語を勉強しようという「変化」にはとても弊害になります。
ではどうするのかというと、なるべく潜在意識に悟られずにシレッと変化させていくということです。
どうするのかというと、本当にこれぐらいならできるということから始めることです。
しかもそのやることを決めたら、やり続けるということが一番重要です。
私のダイエットの話しに戻りますが、最初に初めたのは運動です。
運動といっても、まずは「歩く」ということです。
一歩も外に出なくて済むような日でも、靴を履いて3歩でも、5歩でも外に出て歩くということです。
そのうちに、だんだん歩数も増え、やがて1日に何キロもランニングするぐらいになりました。
でも最初に始めたのは、とにかく歩くということです。
FXでも、とにかくチャートを開くとか、トレーニングを10分でもやるなど、これぐらいなら続けられるということを続けることが重要です。
スコトーマとコンフォートゾーンの話し

コーチングの世界や、心理学で出てくる言葉で、
「スコトーマ」と
「コンフォートゾーン」
という言葉があります。
これはダイエットを始めた時に、知った言葉ですが、これはFXでも同じです。
スコトーマとは、「盲点」という意味です。
コンフォートゾーンとは「快適な安全地帯」です。
自分が生きて行く上で、快適に感じる、または安全に感じる状態です。
ダイエットが必要な人が、ダイエット出来ないというのは、今の状態が快適だし安全地帯だと認識してます。
これがどのように機能するこというと、現状維持機能として働きます。
「今のままでいいじゃん」
「無理しなくていいよ」
「何の問題もないよ」
と強烈にささやいてくるわけです。
この影響は、絶大です。
この辺りの話しをしていくと、専門的になり難しくなるので、簡単にして話していきますね。
私はダイエットを成功したのは、図らずもこのあたりのことを上手にコントロール出来たんだと実感します。
15キロ太っていたころの自分は、細身のジーパンをカッコよく履いてる人を見ると、
「自分はとてもじゃないけど、あんな風になれない」とか、
毎日のようにエクササイズして、スリムな体型を維持している人を見ては、
「自分はとてもじゃないけど、あんな風に毎日運動なんかできない」
という絶対に無理、という思考しか生まれませんでした。
今では、ちょっと体重が増えると、あの頃の体型には絶対に戻りたくないという思考が働きます。
そして体型を維持するための、方法を知っているのですぐに実践するようになりました。
これはコンフォートゾーンとスコトーマがズレて、見える世界が変わったからだと実感します。
このように、FXやBOでも無意識レベルで負ける方向に誘導されます。
いくら手法や裁量を知っていても、これは顕在意識での話で、元の潜在意識がコンフォートゾーンに入ろうとします。
そこで、なぜか負けるように、負けるように結果的誘導されるのです。
まとめ

FXやBOって本当に不思議な世界だなぁ・・・と実感します。
プロがいる世界です。
何事もプロになるって、やっぱりすごいことです。
アマチュアからプロになって行くには、やはり努力と研鑽が必須です。
その中で、最も重要な一つにこの心と潜在意識があることに気づきました。
多くのプロトレーダーたちが、このメンタルの重要性に触れてます。
この心と潜在意識は、避けては通れない関所だと実感しました。